• 文芸出版七十年

「陸軍看護婦」阿武千代

戦争末期の広東(現広州)、一報(要注意) 二報(危篤) 三報(死去) 厳しい軍隊の規定にあって、著者は赤痢、チフス、コレラ患者の伝染病棟で看護婦として従事した。波第八六〇一部隊とよばれた陸軍病院での友情、淡い恋、そして敗戦、集中営(収容所)での実体験を綴る。佐藤愛子氏推薦。 定価1,300円(税別)

陸軍看護師
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